日本の伝統文化薫る蔵の町・信州須坂
- Gaku KONO
- 11月4日
- 読了時間: 2分
蔵の町と呼ばれる信州・須坂。アメリカからのお客様をお連れしました。
まずは田中本家博物館。田中家は江戸中期から続く豪商で、今も残る往時からの邸宅を一般公開している博物館です。
四季折々美しい広大な日本庭園や美術品も多数ありますが、素晴らしいのは田中家が生活の中で使用していた着物、調度品、玩具など、往時の”暮らし”そのものが感じられる博物館であるところ。12代当主の 田中さん曰く、とある専門家は田中家を称して「信州の正倉院」と呼んだそうです。
そして塩屋醸造。建物は国の登録有形文化財にも指定されている歴史ある味噌蔵です。蔵の中には百年以上使われる大桶が並び(圧巻!)、今も伝統的な木桶仕込みの味噌作りを続けられています。
素晴らしいのは歴史ある蔵を続けながらも、蔵の一角を貸スペースとして地元の子供達やサークルの発表の場として、地域に開放されています。蔵を訪れると社長の上原さん自ら、味噌作りのこと、蔵の歴史など丁寧に説明してくれ、味噌作りと蔵に対する愛情がヒシヒシと伝わってきます。
2軒に共通するのは、伝統文化と”暮らし”が一体であるところ。須坂と言えば最近オープンしたイオンモールが取り沙汰されてるけど、須坂に行くなら是非この2軒を訪れてみてください。
✨️田中本家博物館:https://tanakahonke.org/
✨️塩屋醸造:http://www.shioya.co.jp/

















